ラグマス(2-4) 丑騒動から北米へ

2021年1月。年が明けて新年イベントが開催されていた。
このイベントアイテムがdupe可能で無限にゼニーを取得出来るシロモノだったらしく、騒動になった。
久遠のギルドメンバーにやたらと丑をやろうと言っていた人間がいたのでおかしいなと思っていたのだが、dupeをしたかったのだろう。

この騒動を知ったのが早朝。
おそらく取引相場は崩壊する。アイテムや素材は高騰する。
運営は対処しないだろう。したとしても対処するまでの期間のデータは残ってしまう。

続けて発生するのは「誰がやったか、誰がやっていないか」。
自分はかつてMMOのGMを経験した事がある立場なので、dupeを許容することは出来ない。
せめてdupeに対するペナルティが決まるまではプレイを続行する事は出来ない。
今回のこれは人間関係が悪化するだろう。少なくとも自分はdupeした人間に対して強い敵意を持つ。

自分は音楽放置していたキャラのギルドメニューを開いてギルドから脱退させてクライアントをアンインストールした。
この問題が解消するまでは仮にプレイしたとしても人との交流を持つつもりになれない。要は人を信じられなくなった。何をもって信用しろと言うのだ?

半月経たずして運営が(珍しく)dupeへの対処と実施したプレイヤー個々へのペナルティを与えた。
問題が発生して対処するまでの期間を考えるとこれがベストだろうな。とある程度評価出来る対応だった。
ただ、対処が済んでも戻る気に全くならなかったのでプレイを止めてしまった。
ちょうどのタイミングで北米でEP8が実装され、新規サーバが追加されたので北米に行く事にした。